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東御市・祢津大日堂【信濃の風景】

祢津東町歌舞伎を観ましたが、その付近に祢津大日堂があります。

祢津大日堂

内部の算額と共に東御市の文化財に指定されており、武田信玄が善光寺の本尊である善光寺如来を甲斐善光寺に移す際、一時安置した場所といわれています。


その関係を示すように、善光寺式阿弥陀三尊も安置しています。


境内には西国霊場三十三観音、木造百体観音像を安置した観音堂、石尊大権現での祈祷や祈願の際に持ち帰った木製の刀を納めた御堂(「石尊さまの納め刀」として市の有形民俗文化財指定)など、様々なものがありました。


善光寺との関係として注目したいのは、善光寺六地蔵

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善光寺の六地蔵は戦時中に供出されてしまったため、現在の六地蔵は戦後再び建てられたものです。


供出される前の六地蔵は、浅草・天王町の祐昌という法師によって寄進されたものですが、こちらも同じ祐昌法師によって建立されたもの。


祢津大日堂と善光寺とのご縁を物語っています。


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