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善光寺境内図

活動実績

長野信用金庫 大門町支店のディスプレイ

​2014年6月より、善光寺門前町の歴史や文化、伝統行事を取り上げるパネル展示の制作に本会が協力しています。

展示は3か月に一度替えられ、外国からの観光客の方に向けて英訳も付けています。

長野信用金庫大門町支店

​善光寺七福神の制定

1993年、かつて全国から参拝者を迎えた北国街道である中央通りが廃れてしまったことを憂い、多くの参拝者に長野駅から善光寺まで歩いてほしいと、初代会長・小林計一郎が制定。

2002年には姉妹団体・歴史の町長野を紡ぐ会を立ち上げ、普及のために尽力しました。

現在では長野駅から善光寺まで歩いて参拝するコースが定着しています。

長野市西宮神社 えびす およべっさんの銭洗い

​善光寺縁起の出版・絵解き

一般の方が読みにくかった『善光寺縁起』の原文をわかりやすく翻刻。注釈と現代語訳を付けて出版しました。

​また、「善光寺如来絵伝」の絵解きにも注目し、1992年には善光寺大勧進に請われ、途絶えていた善光寺縁起の絵解きを実演しました。

善光寺縁起の絵解き 小林玲子

​絵解きの継承と寺院の絵解きを支援

善光寺周辺は、かるかや山西光寺や往生寺で今でも常時、絵解きが行われている全国的にも稀な地域です。

​改めてその重要性に気づいた私たちは、2017年に近隣の寺院などに呼びかけて「長野の絵解きを広める会」を発足させました。今後も、善光寺周辺の絵解きの継承を支援していきます。

小林玲子の絵解き

​新作「善光寺参り絵解き図」の作成

​2014年、翌年の善光寺御開帳・北陸新幹線の延長に合わせ、新作の「善光寺参り絵解き図」を作成。そこに描かれたのは、300年前の善光寺と門前町、全国から善光寺をめざした人々の姿です。
千年以上前から善光寺を訪れた人々の思いや願いを伝える百話の絵解きを七五調で行いました。

その内容は『絵解きで伝える善光寺参り ―千年前から千年先へ―』で読むことができます。

善光寺参り絵解き図

​「日本一の門前町、善光寺表参道」の普及

「中央通り」と呼ばれていた長野駅から善光寺までの旧北国街道を、ご案内では「善光寺表参道」と呼びならわし、普及に努めてきました。

また2011年に出版した「善光寺表参道まち歩き」のマップを『日本一の門前町・長野』と命名。

​「善光寺表参道」も「日本一の門前町」も、これまで積み上げてきた郷土史研究の見地から、自信をもって発信した呼び名です。

善光寺境内図

​善光寺と門前町を伝説の宝庫と注目

2003年の御開帳に『門前町伝説案内』、2009年の御開帳では『伝説の寺、善光寺』を出版。

伝説の宝庫であると注目したことによって、「信仰の寺、善光寺」​の再確認につながりました。

それ以外にも全国各地から収集した、出典の確かな百話以上の実話や伝説は、2015年の『絵解きで伝える善光寺参り ―千年前から千年先へ―』に収録されています。

門前町伝説案内 伝説の寺、善光寺

​善光寺の門前町に一茶の句碑を建立

小林一郎会長は1996年から、小林一茶がしばしば訪れた善光寺と門前町に注目して学習会を開催してきました。1999年には、長野市が県庁大門線の開通に合わせ、9基の一茶の句碑の建立を発案。その句の選定や、揮毫者の人選などに協力しました。

小林一茶 田辺聖子 句碑

伝統行事の調査と参加の呼びかけ

善光寺と門前町に伝わる数々の伝統行事は、歴史的風致を形作ってきました。

​本会はそれらの伝統行事を調査すると共に、一般の方に参加を呼び掛けて尽力してきました。

長野市伝統行事
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