top of page

専修寺で「一光三尊仏絵伝」の絵解き

本日は、小林玲子の善光寺表参道日記から転載してお伝えします。

専修寺(三重県津市)で「一光三尊仏絵伝」の絵解き

小林玲子


真宗高田派 本山専修寺」(三重県津市一身田)の奉賛法会(5/21~28)に、絵解きでお招きいただきました。5/28 (日)14時半から「如来堂」(国宝)で、同寺所蔵の「一光三尊仏絵伝」の絵解きを行いました。


専修寺の本堂ともいえる如来堂の御本尊前で絵解きを行いました。「本寺専修寺」は栃木県真岡市にあり、その御本尊は親鸞聖人が善光寺から持ち帰ったという分身仏です。絵解きでは、そのいきさつを台本制作して、お話しました。

専修寺如来堂

絵解きにはお堂一杯の皆様が参集されました。遠くて絵がご覧いただけないので、絵伝の絵を印刷した資料をご覧いただきながら、絵解きを行いました。

専修寺如来堂での絵解き


法会に合わせて5/21に境内に開館した、新宝物館の「燈炬(とうこ)殿」。入れ替え制で、見学人数を制限していました。左手の建物がVRシアターで極楽を体感できます。右手が展示室。

専修寺新宝物館「燈炬殿」


VRシアターで極楽の世界を体感。見学者からは、歓声が上がりました。展示室では専修寺所蔵の国宝などの宝物を拝観できます。

専修寺燈炬殿のVRシアター


門前には露店が並び、町中がお祭りのようで、境内もお子さん連れの家族で賑わっていました。突き当りの山門を抜けると、奥に巨大な御影堂がそびえ建っています。

専修寺境内


親鸞聖人の御影をまつる「御影堂」(国宝)。

専修寺御影堂


手前の御影堂と、奥の如来堂を結ぶ通天橋。

ree

50年に一度ともいう大法会に、絵解きでお招きいただき、大変お世話さまになりました。専修寺の御開帳は17年に1度で、次回は2030年ということです。明るい未来を感じられるような、地元の人々に開かれた行事でした。

コメント


bottom of page