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善光寺地震の起こった日

弘化4(1847)年3月24日、善光寺平を震源とする善光寺地震が起こりました。


新暦にすると5月8日、つまり今日となります。


ちょうど御開帳を迎え、多くの参拝者でにぎわっていた市中には莫大な被害がおよび、死者は8300人、またはそれ以上ともいわれます。


権堂村の永井善左衛門幸一が自身の体験を記した『地震後世俗語之種』には、その様子がありありと描かれています。

地震後世俗語之種
『地震後世俗語之種』国立国会図書館デジタルコレクションより

本会会長の小林一郎が制作に参加した「NPO長野県図書館等協働機構/信州地域史料アーカイブ」では、『地震後世俗語之種』や『むしくら日記』など、善光寺地震に関連した多くの史料を現代訳つきで閲覧することが可能です。

また、同サイトの動画では小林一郎自身が解説を行っています。


そして、地震がいつ起こるかわからないのは、現代でも変わりありません。


改めて気を引き締め、災害への備えをしていきたいと思わされました。

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