先日、善光寺や水内大社に参拝した際、付近の箱清水にある三峯神社にも足を運びました。
こちらには地蔵大師石像があり、そのいわれには善光寺地震が関係しています。
弘化4年(1847)、善光寺地震の際、善光寺の御本尊を一時移したのがこの地なのです。
その様子は『地震後世俗語之種』にも描かれています(〇で囲った場所が現在の三峯神社)。
仮殿での御遷座の期間は50余日におよび、信心深い人々や商人が集い、門前市を成したということです。
後世にそのしるしを残すため、このお地蔵様の石像が建立されました。
善光寺に参拝の際は、こちらの三峯神社にも注目してみてください。